「社会はそんなに甘くない」
私の禁句ワードの1つだ。
まるで決めゼリフかのように、ドヤ顔で言う人もいる。
「社会は甘くない」ということは、あなたがわざわざ口にする必要なんてない。
私がそう思う理由は単純である。
社会の味は、社会が勝手に本人に教えてくれるものだからだ。
契約を取っても、ドタキャンされる。
要望通りに納品したのに急な仕様変更を要求される。
入金の確約を取り付けたのに、入金されない。
もちろん叱咤激励は必要なことではあるけれども
「社会はそんなに甘くない」という言葉には
「あなたは社会を甘く見ている」という否定する要素も含まれていると私は思う。
それよりも、その厳しさをどう乗り越えようか寄り添う方が
よほど生産的で建設的だ。